5ボールをできるようになった時のことを思い出している。
もうその時は、とにかく5個のボールを投げる、ということしか見えていなかった。
その、どう考えても僕なんかにはできると思っていなかったようなことが、少しずつ3ボールの技を覚えたり、4ボールの技を覚えたり、毎日やっているうちに「現実的な線」になってきて、やがて、「もうすぐできる」になっていく感じ。
しかも別に「毎日やらなきゃだめだ!」という義務感で、というよりは、勝手に毎日のように少しはやっていたように思う。
できるようになるかもしれない、という、その角に見えているところに向かってひたすらやっていた。
もはや、その時は狂ったようにやっていた。
外国語を勉強するっていうのは、さらっと言うけれども、すご道のりの長いことだ。
「英語くらいは喋りたい」というけれども、英語くらい、って、英語ひとつ喋るのだって、すごく時間のかかることなのだ。
でもその時間のかかることに対して、どう乗り切るかと行ったら、やっぱり、楽しんで狂ったようにやるしかないだろうな、と思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿