2018年8月18日土曜日

第171回【FDC2018】38/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

2年ぶりに、FDCに戻ってきた。
FDCは、エラヤルヴィという村で開かれる、小さな小さなコンベンション。

初めて来たのは2012年だ。
今回のFDCで最後になるかもしれない、という。
なんだか、寂しいが、一人の人(ラウリ)が中心になって回して来たコンベンションが13年も続いて来た、そして、それがある形で終わりを迎える、ということは、すごく健全なようにも思える。

というのは、FDCが、あまり、「誰かに引き継ぐ」というようなタイプのものではないからだ。
このコンベンションには、ラウリという人のシグネチャーが入っている。

ラウリと、息子のノーア
※ ※ ※

また、サウナに行って来た。
ここエラヤルヴィのサウナがあるのは、湖のほとりで、ほてった体を、湖に飛び込むことによって冷やす。

そして、満点の星空を眺めながらしばし浮かぶ。

6年前に来た時は、随分と、このことが新鮮だったものだ。
あの時僕は20歳だったな。

さて、ここには、もう一人アジア人が来ている。
それは、台湾人のリン・ユーインだ。(「その、誘因」みたいなイントネーションだ)
彼女も、今20歳だという。
だからなんだ、ってんじゃないけど。

彼女は、今年の夏から(しかも、つい二週間前から)フィンランドに来ていて、これから3年間、サーカス学校で学ぶんだそうである。

実はユーインとは、台湾でも何度か会っていて、まさかフィンランドで再会すると思っていなかったのでびっくりした。

そして僕は、台湾からフィンランドに、サーカスを学びに来ている人がいる、ということを、とても喜ばしく思う。

2018年8月17日金曜日

第170回【ロヴァニエミからエラヤルヴィ】37/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

サーカス学校を離れた。

ロヴァニエミから、エラヤルヴィ、という町まで10時間くらい、走った。
といっても別に僕は運転をしていないので、ずっと、マルクスさんとエンマさん、という二人が、キャンピングカーを走らせてくれた。

途中で、熊に遭遇した。
フィンランドでは、熊はよく企業のロゴなんかに使われたりもしていて馴染みがあるが、実際にその辺に熊がいる、というのはフィンランド人にとっても珍しいそうで、車をわざわざ止めて、とって返して探しに行った。
結局、二度目は、見つからなかったけど。

※ ※ ※

エラヤルヴィに来るのは3回目だ。
初めてきたのは2012年で、6年も前のことか、と思う。
2回目は2016年。
そして2018年、再び、エラヤルヴィ。

エラヤルヴィは、誰も知らない村だ。

湖の辺りにある別荘に、泊まっている。


2018年8月16日木曜日

第169回【ここまでで思うこと】36/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

長期の旅行では、一ヶ月経ったぐらいから、日に日に、普段とは別のところにいる、という実感がなくなります。

そもそも「普段」、ってなんだったんだっけ?
と思うようになったりします。
もしかして、「普段」なんて、ただの幻想だったのかも、という思いが去来します。

日常、というのは、「今まで続いてきた文脈を、無意識に守っていた」だけなんだ、と切に思う。社会生活を成り立たせるために本能がそうさせるだけであって、実際には全然問題なく、ポッと抜けられるんだな、と思う。

今は、旅行に出る前、自分が何をしていたのか、もうあまり覚えていない。
そしてすでに、7月半ばにフランスに到着した時のことが、過去のこととして思い出される。
その後のイギリスも、さらには先週のEJCのアゾレス諸島の思い出でさえも、随分と前のことに思われる。
というか、本当に起きたことだったのかどうか、いまいち自信が持てない。

これだけの期間、流れに任せて旅をしていると、「なんで旅に出たんだっけ?」と、自分が今ここにいる理由が判然としなくなる瞬間がある。
しばらく考えて、ああ、ジャグリングのコンベンションがいくつかあるから日本を出てきたんだったな、と一応の事実を思い出す。

でも、なんで自分が今ここにいるのか、これがわからない、この喉から押し上げてくるような感触は残り続ける。

今も、大きなジムの隣で、冷房の音だけを聴きながらパチパチとキーボードを打っていて、奇妙な気分にとらわれている。

僕はフィンランドで一体何をしてるんだ?

※ ※ ※

ラウリのショーについて書いておこう。
ラウリの今回のショーは素晴らしいものだった。
自分で立ち上げたテントの中で(今回は僕も手伝った)中を暗くして、スモークをたいて、幻想的な光の中でボールを操る。

光と影もテーマになっていて、プログラム発光するボールやランプがジャグリングされる。

ステージを観客が取り囲むようになっている。
それほど広くもないので、演者との距離がとても近い。




フィナーレの、長さの異なるひもにぶら下げられた、光る器を一斉に揺らすシーンは、圧巻だった。それぞれ長さが違うので、タイミングがだんだんずれていき、それがまるで蛇のような動きになる。観客は、終わった後も、いつまでも光を見ていた。

おそらく10分間ぐらい、ずっと揺れていた。
その間、ラウリも腰をかけて、観客と質疑応答をしていた。


ラウリのショーを見た次の日は、もう一度同じプログラムでショーが行われる、というので、一度同じ内容を見ていた僕は、町に出て散策をした。
と言っても、ロヴァニエミというのは、それほど見るべきものに溢れている町ではない。

人が集まる地域は本当に小さくて、中心部分には数千人しか人がいない、とか言っていた。そしてそのうちの550人の子供が、このサーカススクールに登録している、とか。
町の子供、全員サーカス学校に入ってるんじゃないか。

そして本日。
バラエティショーのような短い演目の中で、僕も出演した。
別にギャラが出るわけでもなんでもないんだけど、ラウリが親切にしてくれて、好意で出られることになったわけだ。
僕としては、こういう風に、車に乗ってフィンランドの各地を旅できて、(しかも、なんだかんだでご飯をおごってくれたりだとか、周りのみんなもお酒や食べ物、飲み物、なんでもたくさん共有してくれるので、自分ではほとんど買い物をしてない)それだけで十分な報酬を受け取っているので、もちろん、というかむしろ、出させていただいてありがたい、くらいの気持ちで、出てきた。

これは別にお金の話をしているんじゃなくて、(お金の話もしているけど)ただ、そういう気持ちが本当に嬉しいのだ。

おととい、ラウリと二人で話す機会があった。その時、
「改めて、こういう機会をくれて、本当にありがとう」と言うと(ちょっと恥ずかしかったけどさ)
「こういう場所を見せられる、っていうことが嬉しいから」と言ってくれた。
本当にラウリは親切だよ。
こんなに優しい人がいるかい?
いや、いない。

で、ショーだよね。
短い演目をやってくれればいいから、というので、今回のヨーロッパ旅行のために作った3分半ぐらいの演目を演じた。
ご丁寧にこんな写真まで貼り出してくれた

結構いい加減な準備で、ライティングと音楽の指示も、そういえばわりに適当だったので大丈夫かな、と思ったんだけど、これがなんとかなっちゃうんだな。

本当に、事前の情報みたいなものをほとんどあてにしないで、色々と物事を進めた。
すごく気がぬけている。
でもそういうのは、ヨーロッパでジャグリングをするなら、身に付けたい精神であったりする。
事前に色々手はずを整えたい、とか、そういう部分を、ある程度、なんというのか、一旦置いておく、ということができると、ヨーロッパで過ごしやすくなる。
自分の脳の中にパーティションを作って、別の人格セクションを作ってそこでOSを起動させる、みたいな感じだ。

※ ※ ※

そして、毎晩の楽しみに、サウナとパルユ(露天の五右衛門風呂のようなもの)がある。

サウナは、まぁ日本で想像するようなサウナとそれほど違わない。
そしてこのパルユも、まぁ、露天風呂と思えば間違いない。

サンミゲル島で温泉に浸かっている時、日本の冬の露天風呂に入りたいな、なんて言っていたのだけど、このあたりは随分寒いので似たようなことができてしまった。

そしてサウナもパルユも、男女構わずみんな一緒に入る。
これは、なんだかすごくいいな、と思います。
気が緩んで、自然と会話できます。

パルユ。


2018年8月14日火曜日

第167回 【サミさんのトナカイスープ】34/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

全世界の言語対応カーペット

今日はサミさんの家にお邪魔した。
いつも誰かの家にお邪魔しているなぁ。

家に入ると、カーペットに「YOKOSO(ようこそ)」と書いてあった。
「これで合ってる?」とサミさんは聞いてきた。
合ってる合ってる。

家は、とても簡素だが素敵だった。
本当に必要なものしか置いていない。
それはもう、思わずため息をつくぐらい綺麗だった。

サミさんの家に来たのは他でもない、トナカイのスープをご馳走になるためだ。

見た目に特に変わったところはない。

数日前にも書いたけど、この辺りにはトナカイがたくさんいる。
トナカイ達は、普段は放牧されていて、というか、その辺に放し飼いにされていて、のんびり歩いている。
しかるべき時期が来ると、一箇所に集められて屠殺されるんだそうです。(なんだかこう書くと非常にかわいそうですね)

毛皮やツノが生活用品として利用されたり、こういう風に、肉がフィンランド人(もしくは日本人)の胃袋に入ったりする。

さて、お味はというと、サミさんの料理が上手いこともあるんだろうけど、臭みが一切なくて、ほろほろの美味しい牛肉、といった感じでした。カブとにんじんもいい感じに柔らかくなっていて、絶品。一緒にいただくマーガリンとチーズを乗っけただけの黒パンも、なぜだか贅沢に感じられた。

そしてやっぱりムーミンカップでコーヒーを飲みます。


※ ※ ※

昨日載せ忘れた、これが施設付属のサウナです。


2018年8月13日月曜日

第166回 【フィンランドのムーミンカップ】33/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

「ムーミンカップ」をご存知だろうか?

アラビアという会社が作っているマグカップだ。
別に特別なカップだとかそういうわけではなく、ただムーミンの柄がついている。
しかしこれが結構可愛いもので、たくさんのバリエーションがあるから集めるのも楽しく、日本でも結構人気だ。


ムーミンカップは、フィンランドのどの家庭に行っても、かなりの確率で置いてある。
というか、今までお邪魔した家庭の中で、使っていなかった家庭がなかったと言ってもいい。
ラウリの家にいる間も、僕はずっとムーミンカップを使っていた(それがだいたい手元にあったから)。

その人気は凄まじいもので、つい先日も、一年に一日だけ売られる限定カップがウェブ上で販売されたものの、一瞬で売り切れてしまったらしい。

日本人のムーミン好きもなんだか異常なようだが、フィンランド人も大概である。

※ ※ ※

さて今日は、アレクシさんという人の家に行った。
アレクシさんは、自分の家を、設計から建設まで全部自分でやっている面白い人だ。


本人は、ヒゲがぼうぼうのヒッピーみたいな人で、(家に行った時も、水色のタイパンツで出て来た)全然そういう風には見えないんだけど、素敵な家を建てていらっしゃる。

中に入ると奥さんと二人の子供が出迎えてくれて、奥さんは「コーヒーを飲む?」と聞いて来た。

「はい」と言って待っていると、案の定、ムーミンカップでコーヒーが出て来た。
本当にみんな使ってるのである。
全国民がムーミンカップを配給されてるのかと思うぐらいである。

結局、合計6人分のコーヒーが用意された。
全部ムーミンカップだ。

その並んだ様子があまりに面白かったので、写真を撮ろうとしたら、
「もっといる?」
とアレクシさんが言った。
そして彼が机の引き出しを開けると、そこにはそれ以上の数のムーミンカップが入っていた。

ちなみにまだあるらしい

呆れたもんである。

しかしなんだかだんだん、これがフィンランドの象徴のように思えてきて、今日、僕も家族用に3つ、ムーミンカップを買ってしまいました。

※ ※ ※



サンタ村にも行って来ました。

2018年8月12日日曜日

第165回 【フィンランド5日目。(1日分飛ばして書いてしまっている)】32/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

実をいうと1日分、眠くて眠くて耐えきれない中、広い広いアリーナに行って練習した、という日のことを飛ばしているんだけど、ちょっと、今回は、今日のことを書こうと思う。

※ ※ ※

ヨエンスーを離れて、6時間ぐらいドライブして(運転していたのはラウリさんだけど)ロヴァニエミに来た。

ここで、ユースサーカス(若者のためのサーカス)の施設にしばらく泊まる。

道中、トナカイがいた。

ユースサーカスの、タイカ・アイカ(魔法の時間)。

フランスの時と同じようなテントも、みんなで建てました。

泊まるところは、ジムの2階(というか、ロフトみたいなところ)なのだが、ここに上がるには10段ぐらいのハシゴを登らねばならず、結構怖い。

しかしそこにはソファが4、5台とベッドが会って、一体どうやって運んだんだろう、と思う。

そして。
この施設は、何がいいって、サウナがある。
たった今、サウナに入って、長旅でこわばった身体を温めてきた。
体からは、まだ木のいい匂いがしている。

フィンランドに来る時には、毎回楽しみにしているサウナ。
明日はその写真でも載せようかと思います。(まだ撮ってなかった)

ここロヴァニエミでは、ラウリや、他のパフォーマーの演技を見たり、そして、自分自身でもパフォーマンスをちょこっとする予定です。

楽しみだ。

2018年8月11日土曜日

2018年8月10日金曜日

第163回 【フィンランド2日目。】30/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

こちらでは、ラウリさん(*1)にお世話になっている。
もともと、彼がFDCというディアボロの小さなフェスティバルに呼んでくれたのがきっかけで、今回はフィンランドに来ることになったのだ。

フィンランドに着いて二日目は、ラウリの家族と一緒に、森へ散歩に行って、水浴びをすることになった。

「森の中に散歩に行って水浴びする」というと、なんだか自然を楽しもう、と張り切ってすることのような印象があるが、こちらではそれほど特別な発想ではない。

なぜかといえば、電車でヘルシンキからヨエンスーまで、4時間と少し乗っている間、森と湖以外のものを見た記憶が全くないぐらい、フィンランドは森と湖だらけだからだ。

※ ※ ※

朝起きたら、黒パンにバターを塗って食べて、支度をして、車に乗る。
森に行くまでに、彼の生家を通るというので見せてもらい、一時間ほどで森へ到着する。

森の入り口。

入り口で早速、子供達が「お腹が空いたよ」と、ほにゃほにゃ言い出したので、まずは軽食をとる。そして、出発。


こんな背の高い樹々の間を、狭い山道を歩きながら抜けて行く。
そのほとんどが松の一種で、時々カバがあったり。
歩きながら、道の脇に生えているブルーベリーをつまんだりもできる。

途中、看板に解説が書かれている。
5、60年前、漁師の家族が使っていた、という小屋や、戦後に物資が不足していた頃に木炭を製造していた、手作りの簡易な土窯があったりする。


一時間と少し歩いたら、目的の「ビーチ」に到着する。
水浴びをする予定で来たのだけど、しかし、風が吹いていて肌寒い。
一応水着はあったが、結局水には入らなかった。

ラウリは、「せっかくここまで来たからね」と言って、この写真を撮ったあと、ニコニコしながら水着に着替えて、湖に入ってぼっしゃんぼっしゃんと泳いでいた。


長男のノーアと、長女のニンヤは、道中ずっと喋りっぱなしで、かつ面白そうな木を見つけては、登ってみたり、浮いた根っこの隙間に潜ってみたり、皮をガリガリと削ってみたりして、楽しんでいた。

往復で3時間ちょっとぐらいのハイクだった。

※ ※ ※

そういえば、昨日載せ忘れた、空港で見つけたバドミントンラケットと、くまを今日、載せておこう。

バドミントンラケット。

くま。

別に根拠はないんだけど、これらを見て、フィンランドって平和だよなぁ、と思った。


(*1)ラウリさんは、日本ではよく知られたジャグラーという訳ではないが、(ラウリ・コスキネンとは別人です)欧州最大のジャグリング大会EJC2010 in ヨエンスーを主催した。そして、彼の弟は、サカリ・マンニストさんという、よく知られたジャグラーである。(彼の代表作は、『ジャグル・ドール』)


2018年8月9日木曜日

第162回 【フィンランド編突入】29/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

しょーもない話なんだけど、4時間も待っていた電車を、逃した。

ことのいきさつ。

※ ※ ※

もともと、ヘルシンキの空港から、北の目的地、ヨエンスーまで行く電車の切符を、インターネットで予約していた。半額の22ユーロだ。フィンランド人もびっくりしていた。
そしてヘルシンキの空港には、早朝6時には着陸した。

時間からして、予約は8時ごろの電車でもよかったのだが、ひとまず余裕をみて、10時半ごろの電車に乗ることにしていた。
案の定、スーツケースが出てこないというトラブルがあったので、思っていたよりも遅くゲートを抜けた。

10時過ぎの予約だから、発車までには充分に時間がある。
だが時間があるからと言って、うっかり遅れたら話にならない。
発車時間を何度も確かめ、15分前には駅のホームで待機していた。


しかし、である。
実は前日の電車を予約していたことに、乗車10分前に気づく。


慌てて、目の前に止まった電車の中にいた駅員に、ことの次第を伝えた。
もしかしたらなんとかなるかも、と思ったのだ。
だが悪いことに、話をしているうちに、乗っていた電車が出発してしまった。
それで、行くはずのない駅に行ってしまって、乗りたかった長距離列車を見事に逃してしまったのだ。

いまさら仕方がないので、乗り換えの駅までとりあえず向かう。
そこで、黙って次の電車を待つことにした。

その乗り換えの駅、すなわち次の長距離列車が来るまで、3時間待たなければならなくなった駅の名前が、「ティックリラ」だ。

ティックリラ。
こんな気の抜けた名前の駅で、いつまでも電車を待たなければならないとは。
ティックリラ。
「ヘルシンキ」とか、「コウヴォラ」とか、まだ少し力のこもった名前の駅もあるんだけど、僕が3時間ただただ待機することになったのは、「ティックリラ」であった。

4時間も余裕を持って予約をとったはずなのに、とやるせなかったが、なんだかだんだん面白くなってきてしまった。

ちょっとティックりしていこうか、みたいな。

迎えに来ると行ってたラウリさんも、別に3時間ぐらい後になっても全然いいよ、と言ってくれて、すっかり落ち着いてしまった。

ちなみにティックリラでは、スーツケースが手元にないために、街に出て「ドレスマン」というお店でパンツとTシャツを買いました。

駅名の色もお茶目


第161回 【島を出る日】28/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

EJCは完全に離れている。

ヘナとペイと、レンタカーで島を回った。



まだ行っていなかった湖や、温泉を訪ねる。

温泉といっても、日本のものとはだいぶ様子が違って、温水プールではないか、という感じなのだが、きちんと、天然の温泉です。
僕たちが行ったのは、鉄分が多く含まれている温泉で、水着から何から、全て茶色くなってしまった。

飛行機が19時に出発する予定だったので、17時半には空港まで送ってもらった。
(ギリギリまでいろんなところに行っていた)

ヘナともペイともここでお別れ。

だが空港で、飛行機が遅延していることを知る。
1時間。
僕の次のヘルシンキ行きの飛行機は、1時間とすこししか乗り換え時間がなかった。

よって、乗り換えのリスボンで走った。
幸運にも、搭乗口がすぐそこだったのと、他にも遅れた便があったので、わりに余裕で乗ることができたが。

しかし、ヘルシンキに着いてみると、荷物の方が届いていなかった。

やれやれ。

2018年8月7日火曜日

第160回 【EJC最終日と、その次の日】27/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

EJCが終わり、一旦、サン・ミゲル島メインの町である、ポンタ・デルガダに行った。
コンベンションが終わってからも2日間はキャンプ場が使えたそうなのだが、結局ポンタ・デルガダの宿に泊まった。

宿では、同室のチェコ人カップル二人と晩御飯を食べる。
パスタを一緒に茹でて、僕は野菜を切って、食べ終わったら、ビールを飲んだ。

ご飯を食べたら夜中の11時。
少し町に出てみて、港沿いを歩いていたら、EJCのガラショーでも演技をしていたエリックと、彼女のネタがいた。

島は小さいので、どこに行ってもジャグラーがいた。

今もこれを空港で書いているのだけど、目の前には何人ものジャグラーがいる。
(なぜわかるのかというと、ジャグリングをしているから)

僕だって町で一人でジャグリングしているし、同じようなもんである



2018年8月6日月曜日

第159回 【EJC7日目のこと】26/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

ガラショーがあった日。

次の日はほとんどみんな帰るだけなので、実質的な最終日。

※ ※ ※

あまり島をきちんと見ていなかったので、日中、島の中心の方にある湖と山に、ハイキングをしに行った。

まずはヒッチハイクをして行きたいところの近くまで行き(でも乗せてくれた人はとても親切な人たちで、だいたいどの時も目的地までいきなり行くことができた。)そこから歩くべきところでは歩いた。

一緒に行ったヘナ(ドイツ人)とペイ(台湾人)が、妙に自信満々だったのでついて行ったのだけど、ちょっとした冒険をすることになってしまった。
山道を進むのだが、途中、道なのかなんだかわからないような部分を進んで行ったり、崖をよじ登ったり。




かれこれ3時間近く、ただただ歩き続けた。
なんだか植生が日本に似ていた。

落ちたら大怪我をしそうなすれすれの泥道を歩いたりもして、今自分がどこにいるんだか、不安になるような時もあった。

38度くらいで、ちょうどよかった。

最終的な目的地が温泉だったので、最後には疲れた身体をお湯に浸した。
たまたま温泉に入っていたEJC参加中のドイツ人二人と意気投合して、5人でタクシーをシェアして会場に帰った。

※ ※ ※

コンベンションの方は、最後の、豪華なインターナショナル・ガラショー。
全体としては楽しかったのだけど、少しいまいちな部分も。
音響、照明がまずくて、パフォーマーはいい人たちが揃っていたのだが、残念な部分もあった。
ショーが終わったのは午前1時。ガラショーがこんなに遅く終わったこともないような気がする。

最終日だ、というので、ショー後、バーの周りは大盛り上がり。
次の日朝早く帰ってしまう人もいたので、話すべき人たちを見つけて、話しておいた。

2018年8月5日日曜日

第158回 【EJC6日目のこと】25/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

昨日は6時半くらいまで起きていて、朝はテントが暑くて10時過ぎには起きてしまった。
とりあえずシャワーを浴びたり、荷物の整理をしたりしているうちに、昼近くなっていた。
ジムに行く途中で、ハンモックのコーナーの近くを通る。
一つハンモックが空いていたので、思わずそこで30分ほど寝てしまう。
起きて、コーヒーを飲みに行く。
歩いていたら、後ろからギヨームに「ともだちー!」と声をかけられた。

店の様子を見てから、ジェイのワークショップへ向かう。


ジェイのワークショップを終えて、ショップに戻ってきた。
ここでパソコンを充電している。
店番をしている間、特にすることはない。
今年のショップブースは閑散としていて、ショップを開いてから2日間はそれなりに人も入っていたけれど、いまでは、ぐるっと見渡したときにお客さんは10人もいない。



みんな、ビーチに行ってみたり、町を見に出かけたり、温泉に入りに行ったりしている。

今日は、向かいでお店を開いている女性と話した。
ルクセンブルクから来た、と言う。
衣装作りや、メイクアップの仕事をしていると言う。

そのブースには、子供がきてわいわいと楽しそうに遊んでいた。

6時ごろになって、ディアボロバトルのジャッジがあるので、レネゲードスペースに向かう。
ホストはエリック・ロンジュケル。とてもうまい。
ディアボロ昔話を挟んだりしながら、軽妙に進めて行く。

夜はポルトガル人によるポルトガル・ガラショーや、ファイトナイトコンバットなど。




日本人3人が泊まっている宿にもお邪魔して、夕飯をご馳走になる。
ポッドキャストも収録。
ジムに帰ってきてからは、文章を書いたり、練習したり。
テントに戻ったのは朝4時半ぐらい。

※ ※ ※

朝、会場で家畜や野菜を売っていました。



※ ※ ※

犬が、会場の入り口にいつもいます。
和風な門もある。
実際、これは、サン・ミゲル島が、アゾレスの中でも東の方にあるので、「極東」とか言われてからかわれているらしく、その冗談を逆手に取った自虐ジョークらしいです。

2018年8月4日土曜日

第157回 【EJC5日目のこと】24/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

旅も折り返し地点に来た。
もう十分色々と味わったような気もする。

※ ※ ※

一個、ワークショップを受ける。
“Traveling Like a Juggler”。
世界を1年ちょっと旅してきたジャグラーのフロイトくんが、旅のコツを話す。
フロイトは日本にもきた。
僕の勤めていたホステルにも来た。


夕飯時まで、トレイダーズブースにいたり、なんだり。

夕飯を食べに、近くの町リベイラ・グランジまで、ヒッチハイクをして行く。


地元の人は、とんでもない速度で運転するので(一般道だが、80km/hぐらい出している)狭い歩道から(というか、会場から町へは特に歩道がないことの方が多いけど)車道に向かって手を突き出すのは若干怖い。
町について、美味しいビファナ(パンの間にステーキと野菜を挟んだもの)のお店へ。
値段も2.5ユーロ(約320円)とかなりお手頃で、サイズもでかい。

「美味しそうに見えない」と友人に言われましたが、写真が下手なだけでむちゃくちゃ美味しかったです

お店の主人とその息子(だかなんだか)が、とても上手な英語を話した。
おそらく歳がいった主人の方は、英語のネイティブスピーカーだろう。北米アクセントだった。
若い方は、島の生まれだが今はカナダに住んでいて、夏になると島に戻って来るのだという。

スーパーに寄ってワインを買ったりして、またヒッチハイクで戻る。

ヒッチハイクって、実は今までしたことがないのだけど、ここアゾレス諸島のサンミゲル島では、わりと簡単に車が止まってくれる。ものの5分もあれば、1台くらいは止まってくれる。

夜は、会期中最後のオープンステージ。
台湾ディアボリストペンゼン、滑らかにフラワースティックを使うチェコ人とオランダ人のハーフであるイヴォ、クラブインプロをしたイタリアのフェデリコ、1ボールと体の動きで見せる、ベルギーのジルなど。
かなりいいラインナップだった。

そのあと、ファイアーガラ。
火を使ったジャグリング。


ジムに帰り、文章を書いたり、練習をしたりしてから、寝る。


夜のジムはクラブ美術館になります