FDCは、エラヤルヴィという村で開かれる、小さな小さなコンベンション。
初めて来たのは2012年だ。
今回のFDCで最後になるかもしれない、という。
なんだか、寂しいが、一人の人(ラウリ)が中心になって回して来たコンベンションが13年も続いて来た、そして、それがある形で終わりを迎える、ということは、すごく健全なようにも思える。
というのは、FDCが、あまり、「誰かに引き継ぐ」というようなタイプのものではないからだ。
このコンベンションには、ラウリという人のシグネチャーが入っている。
ラウリと、息子のノーア
※ ※ ※
また、サウナに行って来た。
ここエラヤルヴィのサウナがあるのは、湖のほとりで、ほてった体を、湖に飛び込むことによって冷やす。
そして、満点の星空を眺めながらしばし浮かぶ。
6年前に来た時は、随分と、このことが新鮮だったものだ。
あの時僕は20歳だったな。
さて、ここには、もう一人アジア人が来ている。
それは、台湾人のリン・ユーインだ。(「その、誘因」みたいなイントネーションだ)
彼女も、今20歳だという。
だからなんだ、ってんじゃないけど。
彼女は、今年の夏から(しかも、つい二週間前から)フィンランドに来ていて、これから3年間、サーカス学校で学ぶんだそうである。
実はユーインとは、台湾でも何度か会っていて、まさかフィンランドで再会すると思っていなかったのでびっくりした。
そして僕は、台湾からフィンランドに、サーカスを学びに来ている人がいる、ということを、とても喜ばしく思う。
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