2018年8月22日水曜日

第175回【フランスに再び】42/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

今日は再びフランスに飛んできた。

ここから日本に帰る。

パリにはジャグラー友達がたくさんいるから、泊まる場所くらい、なんとかなるだろうと思っていた。
しかし、案外みんなパリの外に出ていて、だめだった。

結局安いホステルをとって泊まることにした。

なんとなく、街にぶらっと出て、ちょっと散歩をする。
気が済んだら、戻って書き物でもしようかと思っていた。

しかしずんずん、ただひたすらにまっすぐ進んでいたら、いつの間にか30分ぐらい、あてもなく歩き続けていて、戻るのが億劫になった。
仕方がないから諦めて、遅めの昼食を摂って、もう少し街を歩くことにした。
帰りはメトロにでも乗って帰ればいいだろう。

パリの中では異彩を放つ建築の、ポンピドゥーセンターをとりあえず目指して歩いた。


いつだったか忘れたんだけど、前にも来たことがある。
美術館そのものは閉まっていたが、その姿を見るだけで十分満足であった。

そこからさらに歩いて、いまだに行ったことのない(多分パリには3、4回来ている)ルーヴル美術館を目指す。

いまいち方向がよくわからなかったんだけど、セーヌ川沿いのいろいろの建物が見えて来たので、ああ、まぁこっちの方かあな、と見当をつけて歩いて行った。

割と疲れていたと思うんだけど、ただ無心で歩いていた。

最終的に、ポン=ヌフ駅に着く。
そこからは、ルーヴルまで12分、とあった。

それを見て、なんだか突然、もういいや、という気分になって、その駅から引き返した。

なので結局ルーヴルはいまだにその姿さえも見たことがない。

※ ※ ※

ところで今泊まっているところは、メガ・ホステル、という感じの、相当に規模の大きいホステルで、一体何人が泊まっているのか想像がつかないくらいだ。

僕が以前勤めていたことのあるホステルは、ベッドの数が20ぐらいだった。それぐらいだと、その日にいる人の顔はみんな把握できるんだけど、ここはまるで電車の駅みたいに、入れ替わり立ち替わり違う人が現れるので、なんだか落ち着かない。

明日は、ディアボリストのクレモンに会う予定だ。
それで、最後。

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