2019年2月27日水曜日

第329回 ジャグラーはジャグラーでない人よりもジャグラーではあるけれど

ふと、今まで最近ジャグリングにまったく触れたことのないような方と一緒に練習をしていて、ジャグラーってジャグリングのことをよく知っているようだけど、やっぱり、それぞれの人にそれぞれの進歩のための秘訣があるので、一概に「これが正解です」と教えられないんだな、と思った。

ある人は、「5ボールに慣れるために、まず片手で3つを練習してみている」という。
そうか、僕としては、なんだかそれは違うような気がしていたんだけど、考えてみれば、そういうこともあるかもしれない。
ボールが手を離れ、空中にある間の速さに目を慣らす練習にもなるし、力としては片手で3つの方がより不可がかかる感じがあるし、それはとてもいい練習方法かもしれない。

実は、「習いつつある人」というのが、一番有益な習得のためのコツを教えてくれるのかもしれないな、と思った。

2019年2月26日火曜日

第328回 またやってきた

やはり、毎日毎日ものを書いたり動画をあげたり、フランス語を喋ったりしていると、いやになってくることもある。
本当は早く寝たいのに、1時間以上もかけてフランス語をスピーチをしたりするときもある。
でも、それはまあ、何年かしたとき、「ああ、そういえばそういうことをしたな」と思い出せる、いい思い出にもなるだろう、と思う。
そして、やっぱり、「続けるだけ」というのは、さほど難しいことでもない。

問題は、「おおむね楽しんで続けているか」ということだろうな、と思う。

生きていて楽しいな、と感じていることがいいな。

第327回 ジャグリング練習会

今日は僕が時々行っているコワーキングスペース、TANEMAKIで、月一のジャグリング練習会。

以前はいろいろな道具を持っていっていましたが、最近はボールに絞っています。
わりと、真剣にテクニックを教えている。

今日はミルズメスを重点的に教えました。

参加者のお子さんもわいわい遊びに来て、なんだか賑やかでした。


2019年2月24日日曜日

第326回 エリック

スウェーデンから来ていたエリックと渋谷で会った。
エリックは、服装がかっこよくて、話も知的で、なんだかこちらも気が引き締まった。

2019年2月23日土曜日

第325回 だいごさんと写真撮影

昨日はPMジャグリングのだいごさんが家に来てくれた。
すこし会議をしたのち、外に出て写真撮影をする。


気持ちのよい晴れで、楽しい撮影であった。

2019年2月21日木曜日

第324回 アドリアン

きのう、アドリアンのことを思い出していた。
フランス人で、アジアをふらふら旅行していたアドリアン。
どこで出会ったんだったかな。
アジアのどこかで出会って、そのあと、日本にきた時にうちに泊めてあげたことがあった。

それから折に触れて、ヨーロッパやアジアで会う。

桜木町で、一緒にジャグリングをしたりしたアドリアン。

どこで会ったんだっけ?

2019年2月20日水曜日

第323回 どっちのよりみちSHOW 感想

昨日は比較的穏やかな日であった。
仕事をしながら、料理をしたり、少しジャグリングをしたりする。
仕事の上で、新しくslackを導入してみたりする。うまくいくかな。

逆立ちも少しひさしぶりにしたんだけど、なんだかバランスをとるのが少しうまくなっているようである。

仕事を終えて夜はまた、川内有緒さんのいるイベントに行く。
どっちのよりみちSHOWという。
5人の登壇者が、それぞれの、メジャーではないところだけれど、行ってきて面白かった旅、をシェアする。
集まったのはこのサイト(未知の細道)の寄稿者で、それぞれが記事を書くのに訪れた場所について話してくれた。

トークの前には、各登壇者が薦めるごはんと飲み物が出るのだが、これがまた全部美味しくて、量もいっぱいあって(笑)幸せな時間であった。
会場は大きいけれど、話し手と聞き手の距離感が近く(僕が一番前に座っていたからかもしれないけど)気負いのないイベントで、またあればぜひ行きたい。

そして僕の好きな作家の川内有緒さんの旦那さんで、稀人(まれびと)ハンター・ライターで、上記Webページ編集長の川内イオさんとも話ができた。

どっしりして、なんだか優しさがにじみ出る、頼もしい印象を与える方であった。

イオさんは即身仏を巡る山形の旅の話、有緒さんのいわきの万本桜プロジェクトの話、志賀章人さんは、北海道のハードコアな太田山神社参拝の話、ウィルソン麻奈さんは西葛西、リトルインディアの話、そしてラスト松本美枝子さんは、日本最古の地層を日立に訪ねる話。
一番手軽だ、という理由もあって、日本在住のインドの方の一割が住むという西葛西に行きたくなってしまった。
でも、他の話も良かった。
即身仏も、その背景と合わせてもっと知りたいし、万本桜は前から行きたいし、今は沖縄にあるという志賀章人さんのバス改造オフィスにも乗ってみたいし、地層を見て過去に思いを馳せてもみたい。

とりあえず、おいしいインドカレーを訪ねに行く旅からかな。

2019年2月19日火曜日

第322回 生活日記 春をまつ気分

靴下、安売りしていたので5足800円で買う。今年の春夏はこれで過ごす。




新居、電子レンジ、まだない。
帰宅してやはりお茶漬けを食べる。
納豆キムチお茶漬けご飯、というのが、常食になりつつある。
パンとコーヒーの国の人が見たらなんというだろう。
米とお茶の国の僕にとっては、美味しい。

冷蔵庫はもうあるので、友達と電話をしながら、5合炊いておいたご飯をほいほい丸める。
冷凍庫に入れる。
冷蔵庫、玄関近くにある。
玄関の気温は常に低い。
庫内と庫外の温度がそう変わらないことがある。
それで、最初は故障かと心配してしまったが、そうではないみたいで、なかの食材はキッチリ冷えてくれている。

早く暖かくなってくれないかな。
暖かくなったら、家にいるときは窓をずっと開けて、風を通しながら過ごすつもり。

2019年2月18日月曜日

第321回 生活日記

昨日は大阪から帰って来て、そのまま仕事に行って、一旦家に帰りシャワーを浴びたら再び家を出てボールケースの新作を渡すべき人に渡し、実家に寄って色々と必要になってきたものを持って、帰って来た。
まったく眠くなどないと思っていたが、不意に疲れを感じて横になったら、はっと目が覚めた時には3時になっている。

朝起きると洗濯などを済ませる。
数日分のご飯も炊く。
冷蔵庫も来たので、一気に炊いて冷凍する。
しかし電子レンジ、無いので、解凍をどうするかはまた問題。

朝はゆっくり起きる。メルマガ予約をすっかり忘れていた。すみません。慌てて送信する。

いつ何をするか。
何を早くやっておくか。
ご飯は、どれぐらい炊いたらいいのか。

2019年2月17日日曜日

第320回 大阪いちにち日記。 フラトレス、川内有緒さん、みなぎるしごと。


1日だけ、大阪に行った。
朝7時半、ジャグラーの友人であるショーグンと、夜行バスで大阪に到着。昼まで暇だ。
広場でジャグリングの動画を撮ったり、コーヒーを飲んだりして過ごす。
大阪に来たなぁ、とは具体的にあまり感じぬままに、コーヒー越しに今年の夏のヨーロッパジャグリングフェスティバルめぐりのこと、パフォーマンスという仕事について思うことを話した。

11時頃、今度はまた別のジャグラーの友人とも合流。ランチのインドネシア料理を食べる。
店内ではずっと「ウンタヤ、ウンタヤ」と数十人が松明を囲んで合唱する祈祷の映像が流れていた。 
本当にずっと流れていた。
30分ぐらいして祈祷の映像が唐突に終わり、今度は滝や海辺の写真のスライドショーとともに、木琴の気合いの抜けたメロディがバックで流れる映像に切り替わった。
インドネシアに行きたくなった。 


それからすこし御堂筋を歩いた。
天気がいい日に歩くのは、いいよな。
次の用事まで時間が30分くらいあったので、もう一回コーヒーを飲みながら3人で話す。そういえば、僕を含めこの3人は、みんな今年の夏にイギリスのEJCというフェスティバルに行くジャグラーたちである。
時間になると解散。かわいらしいスコーンもらう。

フラトレス、というジャグリングユニットの公演を見にゆく。

リーダー宮田直人さんのあたまのなかがそっくり表現された、舞台だった。
昔のサークル時代の後輩も、出ていた。
振付、大変だったろうな。

それが終わると、梅田にとんぼ帰りし、ショーグンと晩御飯の安いラーメンを地下の食堂で食べ、梅田蔦屋書店へ。
去年末から著書を読んでいた、川内有緒さんという作家のトークイベントに。対談相手は、華道家の片桐功敦さん。

川内有緒さんHPとノート

片桐功敦さんほぼ日インタビュー

今回のイベントは、川内有緒さんの本、『空をゆく巨人』の刊行記念イベント。

まずこの本は、タイトルがいい。
『空をゆく巨人』。
もともと副題が長かったのを、ジブリの鈴木敏夫さんに、「短いほうがいいよ」といわれ、最終的に短くしたという。
僕も、やっぱり短いこのタイトルは、いいと思う。
『空をゆく巨人』。
カッコいいよな。

川内さんの本はいつも、とんとんぱ、という(ほとんどが)3拍子で、簡潔な言い方で、余韻を広げるようなタイトルである。
『パリでメシを食う。』
『晴れたら空に骨まいて』
『パリの国連で夢を食う。』
『バウルの歌を探しに』

『バウル~』と『晴れたら~』はまだ読めていない。

『空をゆく巨人』は、何度もいろんなところで言っているのだけど、とてもいいノンフィクションである。
アーティスト蔡國強と、彼を支える志賀といういわきのおっちゃんが、どんなふうに作品を作り上げているのか。
そしてその筋書き以外の、各人の履歴もとても面白いのだ。
人がすることのスケールにも色々あるけど、これほどに大きなことをする人もいるんだねぇ、と、読んでいる方も意欲が湧いてくる本である。

対談相手だった片桐さんも印象に残る。震災直後の福島で、現地の花をいけて写真を撮った。そして今も福島に通っている方である。
二人とも根本的な部分で、「自分のしごと」を、なにはともあれ、充実していて、おもしろいものだ、と思っているんだろうな、と感じた。

さて、イベントが終わって、夜行で横浜に帰る。
静かにみなぎるような仕事をしたいよな。



2019年2月16日土曜日

第319回 日課を続ける

日課を続けるのに、やる気は必要ないんじゃないか、ということを最近おもう。
これは、自分自身で時々ふと感じることでもあるし、茂木健一郎さんはじめ、いろいろな人が言うことでもある。

昨日は朝7時くらいに、次の日の分の原稿を書き、今も、明日の分の原稿を朝の7時に出勤前に書いている。(つまりこれが公開される前日の朝7時に書かれている。)これをやるのに、あまりやる気は必要ない、というか、こういう風にやる、と決めてしまって、「どうしよう、何も思いつかないな」と心配をせずにいきなり始めてしまうことで、今、まさに自分自身でも感じているように、なにが自分にそうさせているのかはわからないのだけど、「何かは書けてしまう」のである。

いかに自分が何か具体的な心配をする前にスタートをきるか、ということは、ひとつの大事なキーだとおもう。

「具体的な心配」とは、「抽象的な杞憂」であることもすごく多いのである。

2019年2月15日金曜日

第318回 生活の工夫と、ジャグリングのアイデア

洗濯機と冷蔵庫が家に届きました。わーい。

そして、僕は、ここ数日これら二つがない中で暮らしていたのですが、それもそれで楽しかったな、と思います。
というのも、考えるんですね。冷蔵庫がないからどこに食材を置いておこうか、レンジがなくてもできる温かい食事はなんだろうか。(結果、冷や飯で作れるチャーハンとお茶漬けばかり食べていた(笑))
手洗いをするにはどうしたら効率よく終わるか、そもそも洗濯物を減らすにはどうしようか。とにかく工夫をしようと頭を使うのです。

そして、それに慣れてしまうと、なんだかんだで、別にいらないや、とも思えてくるのですね。

思えば、旅行中の頭のなかはそんな感じです。
EJCにいる時も、まぁ、洗濯なんかあんまりしたくないので、なるべくサンダルで過ごしてみたり、タオルなんかはあんまり使わず、タイミングをみてシャワーにいって、ついでにどうしても洗わなければならない下着やらはそのまま洗ってしまって、帰ったらテントにほいっとかけておいたり、次の目的地で洗濯機が使えるかどうかによって、服を着るタイミングを考えたり。

そこに、だんだん「技術」が宿ってきます。洗濯程度で、大げさですが(笑)
でも、それは、ささいなことながらもけっこう面白いことであったりします。
で、人がそういうふうにしている「工夫」って、結構聞くのが面白かったりするんですよね。

ジャグリングの技術にも、あるいはそういうことが言えるのかもしれないな、と思ったりします。

たとえばディアボロで、ベアリングを使わずにどうやって回転を長持ちさせるか?そもそも回転が長持ちしなければいけないようなディアボロではないことをすれば解決するのではないか?とか、「問題を根本から見直す」という姿勢は、不足によってもたらされることが多いです。

そう思うと、「できないこと」を見つけることから、一見シンプルだけど新しくて素朴で、おもしろいアイデア、というのが掘り起こされるのかもしれない。

とか、言いながら、生活の方ではもう家電を家にお迎えしてしまって、なんだかね、とも思いますが。

2019年2月14日木曜日

第317回 外国から友人が訪ねてくる

外国から友人が訪ねてきてくれるときがよくある。
なかなかいいものである。

「いついつに日本にいるんだけど、その付近でジャグリングのイベントはあるかな」とよく聞かれる。
正直に言うと僕はあんまりそういうイベントのことを網羅して知っているわけではなかったりするのだけど。

自分の国のこと、自分の住んでいるところを外の人に見せられるのは、すごく面白いものである。

僕はそういうとき、自分が外国に行っているときのことを想像する。
そうか、この人たちには、ようするに眼に映るもの全てが「自分のところとは何か違うもの」として映っているんだなぁ、と思うのだ。

そして、逆に、あちらがわでは、「外国のジャグラー」たちは、日常を送っていて、「つまらないなぁ」とか思っているんだろうな、と想像する。

2019年2月13日水曜日

第316回 集中の度合い

えらく集中して仕事をしていた。
ひとりでじっと、何かを考えていられる環境というのは、黄金である、と思う。

ようやくそれが、手に入った、という感じがする。
身の回りの何が不足していても、とにかく、一人で、孤独に何かに取り組めるとというのは幸せなことである。

どんどん孤独になると、逆に、SNSみたいなものにもそれほど興味がなくなってきたりする。

あるいは、これは別に孤独とは関係がなくて、ただなんとなく、今はそういう気分だ、というだけなのかもしれない。

自分の生活と、仕事と、もっと密接に繋がっていけばよい、と思う。

ジャグリングも、もっと生活と繋がっていけばよい。

2019年2月12日火曜日

第315回 PM

https://pmjuggling.com/6524/

最近、PM Jugglingでいくつか連載を持っています。
よろしければ、おひまの折に。

2019年2月11日月曜日

第314回 ひっこしました

昨日、ひっこしをしました。
新しい家です。
より、仕事のしやすい家になりました。

これからがたのしみだ。

2019年2月10日日曜日

第313回 Dali Flow Festival 2/2

そうそう、このですね、Dali Flow Festival に、今年は行きたいな、と思っているのです。
http://daliflowfest.com/


なんだかですね、やっぱり中国の規模感、というのを肌で感じたいですね。
それから、EJCまではいけないけど、中国くらいなら、という人もいるだろうから、まずは自分で行ってみて、おすすめできそうか、みてみたい、のでした。

くる人も豪華だし、ビデオを見る限りではなんだか楽しそうなのだ。

※ ※ ※

昨日は、引っ越しのもろもろで全然時間がありませんでした。
でも、引っ越しって楽しいですね。

第312回 Dali Flow Festival 1/2

すったもんだで1日飛ばしてしまいました。
http://daliflowfest.com/
これに行こうかな、と思っています。

2019年2月8日金曜日

第311回 『ジャグリング 古代から中世 投げたり取ったりの忘れられた歴史』

天気がいいと元気になりますね。今日の横浜は、非常に天気がよかった。
用があって外を少し歩いたのだが、風は強かったけれど、はっきりと身体がきもちいいと思っているのを感じる。

Thom Wallさんというジャグラーがいるのだが、彼が書いたジャグリングの歴史の本が、ついにアメリカのアマゾンで、予約販売を開始している。

http://bit.ly/JugglingHistoryBook
僕は『ジャグリング 古代から中世 投げたり取ったりの忘れられた歴史』(仮)なんて訳そうかと思ってますが、とにかく、この本、本人から連絡があって、レビューを書くために読んでます。
けっこう広範にわたる地域のジャグリングの歴史が触れられていて、この本をとっかかりにさらに研究を進める、というのにとくによさそうです。専門的すぎずに、わかりやすいです。
今月末くらいにはPONTEでレビューを出そうと思っています。

2019年2月7日木曜日

第310回 何かが見えてきた

最近は、もっぱらFujiくんとのプロジェクトのことを考えている。
とにかく、考えている。

そして、FujiくんはFujiくんで、ものすごく頑張って製品を作っていってくれている。

なるべく早く、一般にも買っていただけるようになれば、と思っています。
乞うご期待。


2019年2月6日水曜日

第309回 つぶやきの代わりに

あ、これは人に言いたいな、という発見みたいなものは、もうそれこそ、5分に一回ぐらい、ぽっ、ぽっ、と浮かぶわけである。
だからツイッターみたいなものが流行ったりするわけだろう。

で、ぼくは今ふと、そうか、その気持ちがふっと芽生えたら、この郵便箱に投函しておけばいいのかもしれない、と思った。

そうすれば、夜中にうんうん、と唸って(唸らないけど)必死で明日の分を書かなくても良いし、なにより、余裕がある、というのは、その文章に時間を置いて手を入れる時間がある、ということでもあるし、また、どんどん流れていってしまうような場所では無い場所、に自分の考えを置くこともできるからだ。(もちろん、ツイッターでいろいろと言ってからここにまとめたって一向に構わないのだろうけど)

しばらくこのことを念頭に置いてこの郵便箱を使ってみようかと思う。
こういう風に、個人的な実践を気軽にできる場所、というのはよいです。
読んでくださる人が少しでもいればいいし、特に大々的に読まれるようなものではない、ということ。
なによりこれは、ぼく自身が頭の中で、ぼんやりと相手を想像しながら書いている手紙のようなものだから。

2019年2月5日火曜日

第308回 ことばとジャグリングふたたび

ことばを身につけるのに何が必要か常々考えている。
やはりそれは「ことばを使う」ということ以外にないのではないか、という気がする。

書籍に書いてあることを頭に入れる、ということだけではなく、本番で使うものと同じものを使うことを通して、まなぶ。

ジャグリングで、本を今日は2時間も読んだぞ、というので、ミルズメスが30キャッチのびる、ということが(おそらく)無いように、しゃべりたいのならば、まずとにかくしゃべるべきなのだ、と思う。
投げられるようになりたいのなら、投げるしかないのと同じように。
5つボールを投げるなんてそんな夢みたいなこと、と思っていた人が、何年か経ったら、当たり前みたいな顔して5つ投げているのである。

フランス人だろうが台湾人だろうが、ドイツ人だろうがアイスランド人だろうが、みんなだいたい同じような器官を備えて、同じような大きさの脳みそを持っているわけで、究極的には、人はどんなことばも喋れるんだろうな、とおもう。

ことばをしゃべるために人が何をするか、というと、ドロップをしながらも、「しゃべる」ということを介して、なのであろう。

と、いうようなことを、まいにちフランス語でスピーチしながら、思いました。



Naoya Aokiさん(@jugglernao)がシェアした投稿 -

2019年2月4日月曜日

第307回いんぷろ

インプロ(即興)をよくする。
インプロっていいよな。
インプロをしている最中の自分の体に起こっていることってなんなのだろうな、と思う。

ひとつの回答としては、自分の頭の中で考えていることは、一度外にアウトプットしないと自分で認識できない、というところにあるんだろうな、と思う。

では、思惑が、ジャグリングを通して外に出てくる、というのは、いったいどういう思惑が出てきているんだろうね。

でも、これを考えるのに、何かことばとしての「考え」が出てきているんだ、と思うと、違うような気がする。

あくまで、記憶の集積が、何か別の具体的な形になって出てきた、ということなのだろう。

※ ※ ※

本日、メルマガ配信されました。
毎週月曜日に届くメルマガはこちらです。
http://jugglingponte.com/e-zine/

2019年2月3日日曜日

第306回 まさやん、横浜



まさやんは僕と同じ大道芸クラブで練習をしているジャグラーである。
もうなんだかんだで付き合いも長くて、一緒に韓国にいたり、イタリアにいたり、ノルウェーにいたり、オランダにいたり、したことがある。

まさやんの家で、友達を何人か呼んで鍋をしたりもする。

彼はジャグリングの中でも、「皿回し」というジャンルをそっくり変えた人物である。

彼の新しい映像が、KUMA Filmsから出された。
なんだかとても嬉しい。
そして撮影場所が僕の地元の横浜だ、ということも誇らしい。

2019年2月2日土曜日

第305回 失敗した時にどうにかする力をつけておく

携帯を忘れた。
家を出て、駅に着いてから、気づく。
ああ、忘れたなぁ、しまったなぁ、と思う。

しかし、それほど困ることでもなかったりする。
むしろ、携帯を見ないで、手元にあるノートを見返したりすることの方が意義のあることであったりする。
ああ、これをやらなきゃ、と思うことを即時的にではなく、机に座ってパソコンで一気に済ませてしまう方が、気持ち良かったりする。(今みたいにね)

失敗しないようにする力をつけるよりも、何かが起きた時にどうにかする力をつける、ということを思った。

日常生活で「迷う」ことは多いけれどもとにかく、間違っていていいからささっと決めてしまって(できれば、最初に考えついたものをそのまま実行しちゃう、くらいがよい)それで考えればいいよな、と思う。
間違っているかもしれないし、間違っていないかもしれないし、熟考して出た答えだって、結局間違っているかもしれないし、すごくよいものかもしれない。
そういうあわいの中に生きている。

そして、とりあえず「決めて」落ち着いてしまうと、次にやりたいことがぼろぼろと思い浮かんだりする。
もしくは、その「行ったこと」にたいして反省がぼろぼろ具体的に出てくる。
その上で、次、また、何かを決めてやればいい。

PM Jugglingというジャグリング道具のおみせのサイトで、不定期連載をはじめました。


2019年2月1日金曜日

第304回 まわったりしゃべったり、ともだちが親切だったり

あたらしいことをまなぶ。
ぼくは新しいことを学ぶのを、忘れてしまいがちだ。
新しいことを学んでいないと、どこか生きていて、つまらなくなったり、むなしさを感じてしまったりするようだ。暗くなっちゃったり。

なので最近は、ブレイクダンスの技を練習してみたり、フランス語を話してみたりしている。



日々ひとつひとつ、本当に少しずつなのだけど、全く自分が到達すると思っていなかった場所に近づいていく。
これは、毎日が楽しくなるコツかもしれない。
けっこうきついと思う時もあるけど。

このフランス語のスピーチについて。
まいにち、フランス語で何かしら1分間喋る。
それを100日続けようとしている。
大々的に公言してしまったからやるしかない。

第一回で、「みんな、遠慮せずに間違いをなおしてね」と言った。
何人かのフランス語話者の友人から、早速、個人レッスンをやっていただいているような、きめ細やかなアドバイスをいただいた。

実に面白いよ。

やらなきゃな、という気にもなる。
僕は正直に言うと、負けず嫌いというのか、自分の間違いを指摘されるのをすごく怖がる人間だ。そういう人間だったんだけど、そんな不遜なことを言ってないで、本当に、率直な感想や間違いの指摘をくれる友人たちに(それは今回のフランス語のことだけじゃなくてなんですが)心から感謝しないとな、とじんわりとおもった。

新しいことにチャレンジする時、見守ってもくれるし、失敗を素直に言う、ということもしてくれる人がいるというのは、心強いもんだね。