2019年2月5日火曜日

第308回 ことばとジャグリングふたたび

ことばを身につけるのに何が必要か常々考えている。
やはりそれは「ことばを使う」ということ以外にないのではないか、という気がする。

書籍に書いてあることを頭に入れる、ということだけではなく、本番で使うものと同じものを使うことを通して、まなぶ。

ジャグリングで、本を今日は2時間も読んだぞ、というので、ミルズメスが30キャッチのびる、ということが(おそらく)無いように、しゃべりたいのならば、まずとにかくしゃべるべきなのだ、と思う。
投げられるようになりたいのなら、投げるしかないのと同じように。
5つボールを投げるなんてそんな夢みたいなこと、と思っていた人が、何年か経ったら、当たり前みたいな顔して5つ投げているのである。

フランス人だろうが台湾人だろうが、ドイツ人だろうがアイスランド人だろうが、みんなだいたい同じような器官を備えて、同じような大きさの脳みそを持っているわけで、究極的には、人はどんなことばも喋れるんだろうな、とおもう。

ことばをしゃべるために人が何をするか、というと、ドロップをしながらも、「しゃべる」ということを介して、なのであろう。

と、いうようなことを、まいにちフランス語でスピーチしながら、思いました。



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