2018年4月30日月曜日

第61回 身体に近いスティック

練習にディアボロのスティックを持って行くのを忘れました。
紐だけが、リュックの底に落ちていました。
仕方がないので、紐と手をスティックの代わりにして、ディアボロを操作しました。

Naoya Aokiさん(@jugglernao)がシェアした投稿 -

驚いたことに、というか、あんまり違和感がなかった上に、むしろこれはこれで自然なんじゃないか、という気さえしました。

ヨーヨーの4A(オフストリングス、ヨーヨーが紐から完全に離れる)によく似ていますよね。

(あえて2014年)
4A界のレジェンド、岩倉玲(れい)さんです。
4Aですでに蓄積されているテクニックをしっかり研究したら、もっと面白いだろうな、とも思いました。

そして根本的なこととして、そもそもスティックを使うのってなんでだったんだろう、とか思いました。

一番初めの頃にディアボロをやっていた人は、どんな紐を使っていたんだろう、一体何に紐を結びつけて使っていたんだろう、どういう素材のスティックを使っていたんだろう、ディアボロの「スティック」という概念も、やはり誰かが意図して「開発」したものなのだろうか。
様々な考えが頭に去来して、結構新鮮でした。

身体の延長としてスティックが開発されたとするならば、それをもう一回身体に引き戻したい、という欲も感じました。
時々ディアボロが、スティックを使って操作するものである、ということにフラストレーションを感じることがあります。
だから、ボールなりなんなりをジャグリングして、「整体」したいな、と感じる。
あとは、逆立ちしたりして。たまには思いっきり身体を使いたいんですよね。

もっと身体に近い「スティック」、例えば、紐の先に付いているのがボールだったり、輪っかだったり、もっともっと「太い」スティックだったり、試せることは色々あるんじゃないか、という気がしました。

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