昨日、なんとはなしに、仕事の休憩中に小林秀雄さんの講演を聞いていました。
そこで、
「日本はいつでも、学問が外から押し寄せて来る国なんです」
「外から非常に高級な学問が押し寄せてきて、
これを応接しなくちゃならなかったんです」(30:34あたり)
という言葉に触れて、ハッとしました。
いつでも、外から来る学問と戦わなければならなかった。
そして、自分たちのものを生み出してきた。
ジャグリングの文化、という事に関して
似たような感覚があります。
もちろん好んで受け入れた楽しい文化でもあるんですが、
今もしかすると、その限界と戦っているのかもしれないな、という気がしてきました。
別に「日本はなんでもかんでも外から来たものを有難がって」みたいな、
陳腐なことを言いたいんじゃないんですが、
ただ似たような状況は繰り返し起こって来たんだな、と
直感しました。
前から小林秀雄さんの講演は聞こう聞こうと思っていてたのですが、
ついに聞いてみたら、実に軽快に喋る方で、
すごく面白くてびっくりした。
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