2018年6月25日月曜日

第117回 ジャグリングを人に教えること

人にジャグリングを教えることについて書いてみようと思う。
なぜなら最近人にジャグリングを教えているからだ。

コワーキングスペースに行って仕事をすることがあるのだけど、そこのかたがたが、ジャグリングに興味を持ってくれている。それで、ジャグリングを一から教える。

ジャグリングを教えたことは何度もある。
シンガポールで教えたこともある。
まず何よりも興味を持ってくれるのが嬉しい。
熱中している姿を見ると幸せな気分になる。

初歩なら教えられる、という自分自身に自信が持ててくる。
だいたいどんなことを聞かれても、「それは、こうすればよくなるかもしれないですね」とか、「こういうのもこの先にあります」とか、経験から、さっと言える。

自分の経験でものを語って、それが感心して受け入れられる、というのは、やはり気持ちがいい。
聞く方だって、付け焼き刃ではない話を聞けば、「この人はきっと色々と知っているんだ」と、何かを感じるだろう。

だが、僕は何か教えられることがあったとしても、普段あまり積極的に人には教えようとしない。聞かれれば嬉々としてなんでも答える(答えようとする)のだけど。

恥ずかしさがあるからかもしれない。
自分から進んで教えに行ったら、なんだ、偉そうにしちゃって、みたいに、俯瞰して自分を見てしまうからかもしれない。

そもそも自分自身が、昔から、あまり人から何かを教わりたがらない、人のところへ行って教えを請うのが苦手な人間だった気がする。
自分で独力で考えて、習得したいなぁ、と思ってしまうことの方が多い。
どうも「教えてください」と言いに行くのが下手である。

それで、人のところに自分でひょこひょこ行って余計な口出ししちゃあ、悪く思われるかな、とか、心配になってしまうのだ。

けども最近、人に教えるのって、面白いな、愉快だな、と思っている。

そうやって教えに行って、自分は、もっと人からいろんなことを教わろう、と前向きな気持ちになればいいのかもしれない。

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