2018年6月24日日曜日

第116回 なんか飽き飽きしちゃう時

フェイスブックとかツイッターとか、インスタグラムとか。
SNSに関わっていて、ジャグラー、ダンサーの知り合いが多いと、否が応でも「すごい人たちの動画」が回ってくる。
そういうのが回ってくると、やはり気になって、ちょこっと見てしまう。

ただそういう入力が多いと、時々うんざりしてしまう。
見てしまう自分が悪いんだけど。

僕はなんだか「すごい」ものをずっと見ていると、「すごい」ものを賞賛する態度が世に溢れている、ということを思って、「そればっかりじゃなぁ」という気分になってくる。

TEDの講演とかも、よく見るし、感心する。
でも3本、4本と立て続けに見て、ふと「優れた意見ばっかり見てしまった」とか思う。

「素晴らしいもの」が無料で、簡単に見られたり、聞けたり、読めてしまう、というその事実に、何かもどかしいものを感じる。一抹の罪悪感、と言い換えてもいいような気がする。湯水を無駄に使っているような気分に、あるいは近いのかもしれない。
栄養ドリンクばっかり飲んでいて、まともな食事をしていない気分、とかにも近いかもしれない。

汗水垂らして運動して、その後に飲む蛇口から出る一口の水がうまい、みたいな、そういう感覚もいいよな、と思う時がある。

やたらに、ではなく、緊張感を持って見たいよな、と思ったりする。

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