2018年5月30日水曜日

第89回 台湾のジャグリングバトル


台湾で、ジャグリングバトルが開かれます。
釘孤枝雜耍擂台(ティンコーギ ザースワ レイタイ)
という名前です。

漢字と発音が全然一致しないですね。

日時は、2018年9月2日。一日限りの開催です。
去年も開催されていて、日本からはKOMEIさんが参加していたり。
台湾版、ジャグリングジャムセッションですね。


ところで日本人向けに、主催者のシンホーが出していた文章が最高だったので、ここに全文掲載しておきます。

Tìng-Koo-Ki Juggling Battle 
釘孤枝(ティングクギ)ジャグリング バトル
https://goo.gl/nMQHtbe
釘孤枝(台湾語)*ティングクギとは1対1で喧嘩(プレイ)する事です。
例:I beh kah lí tìng-koo-ki.(あいつ喧嘩売ってきた。)
—資料:臺灣閩南語常用詞辞典
"ジャグリング バトルは、ビー ボーイ
バトル カルチャーを見習う"
私が思うには、優秀なビー ボーイは以下の条件を満たす事が必要だと思います。
1.独特のスタイルがある
2.バトル相手、観客、ジャッジが提供するメッセージを感じ取り応答する
3.音楽を感じられて調和する
4.自分なりの技があり、技を技のコンビネーションする
演技者が五感を最大限に開き、無拘束に即興し、緊張感が溢れたステージでも、自分のありばを見つけ自分らしさを発揮出来る事が、バトルの本質だと思います。
ダンサー、役者、音楽家、画家、作家は多かれ少なかれ即興の能力を持っており、欲を言いますと、ジャグラーにこれを目標に頑張って欲しいです。ユニークなオリジナルスタイルでステージに立て、お客さん達をあなたが作り上げたステージに招いてください。
今、台湾でのジャグリングが徐々に発展してきてます。分野を越えた交流を促進する為、釘孤枝(ティングクギ)ジャグリング バトルは、「無差別格闘」と設定してます。演技者とジャッジはファンデーション/オリジナリティー/パーソナリティーを主に評価します。
緊張感が溢れたバトルの中、面白いオリジナル性が見られ、サーカス界にストーリートぽいパーフォマンスが注入出来たらいいと思います。
釘孤枝(ティングクギ)ジャグリング バトルはコンベンションでもあり、パーティでもあるます。皆んなで一緒に情熱を一生懸命頑張っている人達に届けましょう!
*ジャグリングチャレンジカップは、今年嬉しい事に、台北芸術祭に招待され、
我々は歴史長い古跡でに競技する事になりました。一緒に台湾でのユニークなサーカスの歴史を目にしてください。
時間:2018年9月2日午後7:30
会場:台北市中山堂光復廳
Tìng-Koo-Ki Juggling Battle 
釘孤枝(ティングクギ)ジャグリング バトル
https://goo.gl/nMQHtbe



「フリースタイル」を「無拘束に即興」って、とかツッコミどころも満載ですが、(でもフリースタイルって言われるより、イメージはわきやすいかも)
それより何より、ここまで目標がはっきりと書かれているのが素晴らしいと思います。

「サーカス界にストリートぽいパフォーマンスが注入できたらいいと思います」なんか、なるほどな、と思います。

参加希望の方は、ちょっとどうしたらいいのか判然としないのですが、日本からでも参加できます。

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