2018年7月23日月曜日

第145回 12/45日目 【フランス・リヨン、最終日。】ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

リヨンを離れた日のこと。
起きてからすぐ、友人に勧めてもらったパン屋に行った。
安いんだけど、うまい。フランスのパンはフランスで食べるに限る。
そして、ボクダンの家の近くにあったジャグリング道具屋も、開いていたのでふらっと入る。

お店の人と、かろうじて全てフランス語で話をしとおせた。
「一輪車のプレーヤーならいっぱい知っているよ」と言っていた。
なんだかこっちにいると、フランス語が喋れるような気になっちゃうのだ。

その後はサイクリングをして、ローム川とソーヌ川が合流するところまで行く。

ところで、こんな日記を書いて、一体自分は何をしているのだろう?
と思ったりする。
一応数少ない読者がいて、その人たちのために書き続ける。
そして頭の中には、50年先のことがなんとなく思い浮かんでいる。
50年先まで残るものについて考えている。

自分は、最高のものを作るためのエネルギーを、こうやって無駄にしているのかもしれない。

まぁそういう話は置いておいて、サイクリングのこと。

リヨンでは、Velo'Vという、自転車共有システムがあって、街中にある自転車を一回1.8ユーロ、1日使い放題4ユーロ(2018年7月現在)で利用できる。クロワルッスの丘のあたりから、ずっと川沿いに走って、再開発地区まで行く。


本屋に入ったり、行きたかったお店を(まぁ無印なんだけど)見て、ネットに繋いだら、エティエンから連絡が来ていた。

自転車でまたクロワルッスの丘の方に戻り、オーストリアから来ていたセビとも合流し、街をぶらぶらする。

僕は、そういえばあまり、これまでの人生で、「なんかして遊ぼう」と言って、外にぶらっと出て、特に目的もなく街を友達と一緒に歩き回る、みたいなことを、してこなかったなぁ。そのことを、どうも「日本人はこういうもんだ」という風に思い込んでいたような節があるんだけど、それは違うよね。
僕が、そういうことをしないたちの人間だった、というだけなのだ。
今は少し、そういう生活をしばらくしたいな、とか思っている。
大学の時も、それほど、適当に街をぶらぶらして遊ぶ、みたいなことはしなかった。

セビとトマとエティエンと、夜まで遊んで、(ディアボロをしたり、ビールを飲んだりしただけだが)別れた。
一度家に帰る。
ボクダンに手紙を書き残したり、必要なものをアップロードして、体勢を整えてから飛行場へ行く。

今日は、飛行場で寝る。

リヨンの空港は、新しくてとても綺麗だった。
思わず写真を撮ってしまうくらいに。



飛行場ではずっと子供が泣き叫んでいた。
あまりよく眠れなかったので、飛行機の中で、少し具合が悪くなってしまった。

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