2018年7月22日日曜日

第144回 11/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

「フェスティバル疲れ」とはつまり、夜の二時、三時まで起きて、翌日は午前遅く起きる、というのを1週間テントで繰り返すことで引き起こされる。

一日ゆっくりしたぐらいでは治らないので、この日は午後1時に起きた。

ボクダンが「友達がいいラーメン屋を教えてくれたから、そこに行ってみよう」と言う。
しかし行ってみると、ラーメン屋さんは今日から閉まっていた。
残念。

諦めて、タンドーリを買う。
ヨーロッパで安い手軽な食事といえばケバブだが、
タンドーリは、リヨンではケバブ屋と同じくらいにポピュラーである。

特別なものではなく、よくインドカレー屋なんかにある、タンドーリチキンである。
それを、生地に野菜と一緒に乗っけて、ソースをかける。

ソーヌ川まで歩いて行って、岸辺に座って食べる。
リヨンは川沿いに歩くだけで色々なものが目に入って面白い。
遠くの丘の上には教会が見える。

ボクダンが昔柔道をやっていたこととか、日本語についてとか、話す。
ボクダンは、いつか、日本に来たい、と言う。
ボクダンが日本語を喋っていたらどんな感じがするのだろうな、と思う。

僕がフランス語をもっと流暢に話せたら、どんな感じがするのだろうな、とも思う。

「フェスティバル疲れ」はまだ取れない。


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