2018年7月21日土曜日

第143回 10/45日目 ヨーロッパ・ジャグリングの旅 2018

フランス最大のジャグリングコンベンション、ABDDを終えた。
ほんとにほんとの最終日は、帰るだけの日。
前日に4時まで起きていた。
帰る日、起きたのは10時頃。
のっそりテントから出て、最後のシャワーを浴び、テントをたたむ。
お別れの挨拶をしに、人を探しに行く。

このあと2週間後に開催されるEJCに参加する人もいるから、
「またEJCで」という人も多い。

でも、中には「また来年ね」という人もいる。
アニもそのうちの一人。
カフェをやっていたボブも、このコンベンションでずっと一緒に過ごしていた、ハットジャグラーのシャイと、ダニエラも。

また来年。

会場をあとにして、アメリカ人のデヴィンと一緒に駅まで歩いた。
デヴィンはフランスにあるサーカス学校で勉強をしている。
日本の文学が好きだ、と言うので、三島由紀夫や、川端康成、大江健三郎など、僕もろくに読んでいないような作家の名前をたくさん出した。

30分ほどでリヨン・パール・ディウー駅に着く。
デヴィンはトゥールーズに向かうから、彼ともお別れ。

また来年。

ボクダンの家まで、地下鉄で行く。
それほどとい距離ではなかったし、とてもアクセスのいいところにあった。

家についてドアを開けると、ボクダンは日本語で「おかえり〜」と言って迎えてくれた。
シャワーをあび、一緒に外に出る。

空はしっかりと晴れていて、気持ちが良かった。

途中でリヨンに住む他のジャグラーたち、エティエンやお兄さんのトマも合流した。
音楽コンサートを見に行き、タンドーリチキンを食べる。

楽しく過ごして、また来年。

リヨンで。壁に描かれただまし絵の前。

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