2018年7月8日日曜日

第130回 ジャグリングの代表的なパターン

ガンディーニの本を読んでいた。

こちらで買えます)

この本は、ガンディーニが今まで辿って来た「軌跡(trajectories)」を描いている。
かなり大部な本で、426ページあります。今測ったら、重さは2.2kgありました。

13ページに、「スリーボールカスケード(ジャグリングの中で代表的なパターン)」と書かれていました。

ああ、その言い方っていいな、とふと思った。

以前シンガポールのフェスティバルで、時間をとってもらって、
「ジャグリングを教えよう、と言ってスリーボールカスケードを教えるのは、必然ではない」
という議論をしました。
「ジャグリングとは、このことだ」と言い切ってしまうと、たとえば渡邉尚みたいな人を拾いきれないんじゃないか、と思ったところが出発点でした。

けれど、ジャグリングの中で「代表的なパターン」みたいに、言い方を工夫して、常にそこに余白を残しておく、という簡単なやり方もあったんだな、と思った。

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