2019年3月9日土曜日

第339回 野毛という町について

川内有緒さんという方に誘われて、野毛に行ってきた。
と言っても、毎週のように野毛付近にいるのでそのこと自体は真新しくないのだが、初めて、野毛らしく飲んだ。

まず、ロザリオというイタリアンバルに行く。
着いてみると、アリオさんの他にも妹さんや、友人のアイさん、そして、野毛で大道芸フェスティバルを開き、その文化を広めたIKUO三橋さん(このインタビューが、すごく面白いです)もいらっしゃる。
ピッツァとワインをご馳走になって店を出ると、アイさんの解説を聴きながら少し周辺を散策し、一年中サーカス芸が見られるバー、うっふに入る。うっふは二回め。チェルシーさんというエアリアルの方が出演していた。

そして次に、隣にあるル・タン・ペルデュというお店に入る。
ベルギービールのレフを飲みながら、生のトリオジャズ演奏を聴く。

上記のインタビューで森さんが「技というのは手段にすぎなくて、根本的には心が豊かになるようなものを出していけたらいいな」ということをおっしゃる。


昨日は特に、ジャズの演奏で、心に染み渡る音が心地よくて、音楽というのは人が演奏をしているものだ、ということをはっきりと感じとって、ああ、こういうことが、つまり見ている人が幸せに、豊かになることだな、とおもった。

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