2019年1月30日水曜日

第302回 50歳になった僕は何を思っているか?

この文章を50歳になった僕が読んでいることを想像している。
月並みに「若いなぁ」とか思うのかもしれない。
どうかな。

自分が50歳になるなんて、今は全然思っていない。
同時に、50歳になった自分は、きっと自分が27歳であったことなんて忘れているに違いない。
僕が今4歳であったことを忘れてるのと同じように。

けどじゃあ今、僕は本当に昨日の自分のことならば「覚えている」のだろうか?
それもなんだか、不確かなような気がする。


今僕が会う50歳の人も、23年前は27歳だったことをおもう。
僕にとってその人は、「50歳っぽい人」として認識されている。そして実は、その人自身も、きっと自分が23年前に27歳だったことなんて忘れているに違いない。

僕が今、当然のように「27歳の自分こそが自分だ」と思っているように。

※ ※ ※
2年前の僕は、こういうものを作っていました。うーん、もう信じられない。

0 件のコメント:

コメントを投稿